シャッター速度

写真テクニック〜「シャッター速度」について
                                

 

シャッター速度

かざり
☆写真素材集フリーダム☆>写真テクニック・シャッター速度について
写真テクニックの中から、シャッター速度について分かりやすく説明します。
初心者の方でも、分かりやすいように専門用語などはなるべく
使わないようにしていますので、中級者〜の方には物足りないかも
しれません・・・(^_^;)



今の一眼レフは、機能もすばらしいので、撮影初心者の場合は、
P(自動)モードに設定しておけば、難なく写すことが可能です。
ただ、少し慣れてくるともう少し凝った写真が撮りたくなりますよね(*^_^*)

ここでは、シャッター速度優先(S)モードについて、基礎の基礎を
分かりやすくご説明しますね♪


シャッター速度の違い・・・

シャッター速度の違いによって、動感描写を変えることが出来ます。
別名、シャッタースピードともいいますが、絞りと同じで露出を決めるのに
とても重要な要素のひとつです。

2、1、1/2、・・・1/1000などのように秒単位であらわします。

激しい動きを止めたいときには、高速シャッター、水の流れを情感よく
撮ったり、夜景撮影などのときは、低速シャッターを用いて撮影します。



高速シャッターについて・・・

大体の目安としては、動きの早いスポーツ選手の撮影などでは、
1/250秒以上、遊んでいる子供を撮影するときや、海などで岩に当たって
いる水しぶきをとめて撮影したい場合には1/500秒以上、
動いている列車を撮る時は、1/1000秒以上です。

人間の目はカメラに例えると、1/60秒ほどで見ていることになるので、
高速シャッターを使うときは、目では確認できないため、ある程度の
経験を積むまでは、とりあえず数をたくさん撮って、その中から
ベストショットを探すほうが賢いといえます。

日差しが強い場合は、全自動モード(P)でもぴたっと動きをとめる事が
できますが、逆に曇りの日や暗い室内などでは、シャッター速度が
落ちてしまいます。

⇒シャッター速度が落ちると・・・手ブレをおこしやすくなってしまいます


手ブレをおこさないためには・・・

手ブレを起こさないようにするためには、一般的に「焦点距離分の1」と
言われています。
分かりやすく説明すると、28mmから300mmのズームレンズを
使ったとすると、望遠側の300mmで撮影する場合は、1/300秒より
遅いシャッター速度にします。
広角側を使うときは、「50mm以下のレンズはおよそ1/60秒」を目安として
撮影するといいでしょう。

曇りの日など暗いときに、シャッター速度をあげた写真が撮りたい場合は
ストロボの使用をお勧めします。



低速シャッターについて・・・

低速シャッターを使う場合の例と目安をあげると、落ちてくる滝を
撮る場合は、1/8秒〜2秒、車のライトの光跡を撮る場合は4秒以下、
花火を撮影する場合は、2秒〜6秒、などとなっています。


低速シャッターになると、肉眼では見られない情感溢れる写真を
撮影することができますが、露光時間が長くなるため、ブレをおこしやすく
なります。 又、1/4秒以下になると、手持ちで撮影するのは無理が
ありますので、一脚や三脚などを使うことをお勧めします。


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